トライ卒業生からのメッセージ(到着順)

高田高校校友会東京支部の会報「雪椿34号」より
ラグビー部OB西山様の寄稿「懐かしの高高ラグビー部」

(掲載にあたっては、ご本人から快諾をいただきました)

高田高校校友会東京支部の会報「雪椿37号」より
座談会「ラグビー部」
(全部で13ページあります)

氏名(ポジション)※敬称略  
  質問の内容は
@ラグビーを通じて一番楽しかったこと、嬉しかったこと
A一番つらかった思い出、苦しかった思い出
B後輩へのメッセージ
Cその他、何かコメントがありましたら

稲井宏紀(フランカー 2009年3月卒業生
@楽しかったこと、うれしかったこと
 僕はいいプレーをしたとき仲間に褒められた瞬間に一番の喜びを感じていました。
 入部当時から劣等感の塊だったからでしょうか、自分が部の役に立てていると
 感じることに人一倍敏感だったように思います。
 そんなことを一番うれしかったこととして書くなんて僕は変人でしょうか。
 まぁラグビー部で三年間がんばった人は皆少なからずユニークですから気にすることもないですかね。
 
Aつらかったこと、苦しかったこと
 僕は入部から二年生の前半まで毎日がとても苦しかったです。
 それは自分が部にとって必要でない存在だとかんじていたからです。
 自分はラグビーをするには体格が小さく、足が速いわけでもボールの扱いが上手なわけでもない。
 つまりいいところなしです。だから色々考えましたよ。
 「もうやめちゃったほうがいいんじゃないの」とか、
 「いやいや自分だって人よりがんばればなんとかなるだろう」とかもう本当にいろいろ。
 でも最後まで続いちゃったんですね、これが。理由はなんでしょうか?意地ですかね。
 「コイツには負けたくない」って勝手に闘争心を燃やして毎日の練習をこなしていました。
 僕が異常なまでのライバル意識を持っていたことに気づいていましか?宇崎君、金子君

B後輩へのメッセージ
 新三年生となる君たち。これから高田高校の三年生として勉強の悩みは皆必ず持つであろう。
 しかし部活をやっていたって自分に甘くならずにしっかりと毎日をすごしていればかならず道は開ける。
 一言だけ主張。ラグビーも勉強も絶対両方がんばりなさいよ! 
 新二年生となる君たち。過去の僕のような悩みを抱えている人っていますかね。
 今はキツイかもしれないけれど、結局は努力でほとんどの悩みは解消されることでしょう。
 もうちょっとがんばってみな。そして現在チームのなかでそこそこ成功している君。調子に乗るなよ。
 もうすぐ僕のようなダメ人間が頭角をあらわし君の立場を脅かすだろう。

 マネージャー。二人ともよくがんばってくれたね。ありがとう。
 プレイヤーが男だけの部にとって女の人たちが活動 に参加してくれるというのは
 非常に大きな意味を持っていると思います。とても重要な役割です。これからもがんばってね。

 そしてこれから入部する君たち。ラグビーってすごく楽しいスポーツなんですよ。
 周りの友達と一緒にどっさり入っちゃってください。
 三年後にはそのメンバーが一生の友達となること間違いなしです。

Cその他コメント
 仲田先生。僕の三年間のスタートからゴールまでの大まかな道筋を形作ったのはきっと先生でしょう。
 ラグビー部にはいってみようと思ったのも、英語の勉強がとても楽しいと思えるようになったのも、
 そしてちょっとワルになったのも先生がきっかけです。
 先生のおかげでいい三年間になったと思っています。ありがとうございました。

 ゾネ、俺にとって石曽根友哉という男は今まで生きてきた中で最も信頼でき、最も強く、
 最も尊敬する存在です。そしてゾネは俺のことをそうは思ってないと思うけど、
 俺はゾネのことを一番の友達だと思っています。そしてそれはこの先も変わらない気がしています。
 これからは全く別の道を進んでいくわけだけどそれぞれがんばってこれからも
 仲良くしていけたらいいと思います。キャプテンお疲れさま、これからもよろしく。

 みんな。打ち合わせをしていないのに学校の中でラグビー部の大きい集団がいつのまにか
 できあがっているというシーンが何回かあったのをよく覚えています。
 相当仲良かったですよね。
 俺は暗い性格だから明るいみんなと一緒にいた時間はとても刺激的で
 色んな意味で忘れることができません。ずっとふあんなふうに過ごせたらいいと思いますが
 これからはそういうわけにもいかないのでまたなにかの機会にみんなで会いましょう。
 これからもよろしくね。

 保護者の皆様。ラグビー部の保護者の方々には様々な場面で手厚いサポートをしていただき感謝の思いでいっぱいです。
 私たちがラグビーにあれだけ熱心に取り組むことができたのは保護者の方々のご理解ご協力があったからです。
 本当にありがとうございました。

石曽根友哉(スタンドオフ2009年3月卒業生
@楽しかったこと、うれしかったこと
 言葉にするとありきたりですが、「良いプレーをした時」です。
 例えば、ロングキックをライン上に落とす。ロングパスを相手の構えるところへ一寸もずらさずに放る。
 ヒットで相手を吹っ飛ばす。ステップで抜く。(これはあまりなかった)   
 いろいろありますが全ての要素が面白い・・・これはラグビー以外味わえないと思います。
 よーく出来たスポーツだ!(笑)考えた人天才

Aつらかったこと、苦しかったこと
 フィットネス
B後輩へのメッセージ
 共に同じチームでプレー出来たことを本当に嬉しく思います。
 僕から一つだけ伝えたい事があります。それは「ライバルを作れ」です。
 これは、ラグビーの話ではないですが、例えば僕は一番の友達であった稲井がそうであります。
 みんなも知っていると思いますが稲井は何に対しても向上心の魂のような男です。
 ラグビーばかりしていた僕に文武両道の意識を与えてくれたのは彼です。
 しかしその時の僕の学力では到底稲井の学力にはおよびません。最初はそれで良いと思います。
 大切なことはその見本や目標となる人に少しずつでも近づいてその人をライバルにする事です。
 実際に僕は最終的に勉強で稲井をライバルにすることが出来たと勝手に思ってます。
 これはもちろんラグビーにも言えて、自分より上手い目標とするチームメイトを見つける。
 そして最終的にライバルにし、自分が勝るくらいまで練習する。 それが大切だと思います。       
 頑張れ!

●中澤へ
 キャプテンの仕事は大変で疲れると思います。
 だからこそ全てを背負い込まずみんなに助けを求めることが大切!! 

 そんで大事なとこは自分で締めるそれがキャプテンだと思います。頑張れ!
●高高ラグビー部が誇るマネージャー二人へいつもからかっていたけれど、
 実はすごーく感謝しています。ちょー たすかりました。

 こんな男くさい部のマネージャーをやっているなんてすごいことだぞ!
 これからもラグビー部をよろしく”
Cその他コメント
 REVIVAL 7th’sへ
 本当に仲の良い学年だったね。みんなといると自然と明るくなれました。
 この3年間を楽しく過ごせたのはみんなのおかげです。本当にありがとう。
 そしてこれからもよろしく。
●仲田先生へ
 誰よりも情が厚く、生徒の目線で物事を考えてくれる。だけど、指導はちょっといい加減。
 全部ひっくるめて仲田先生の良さだと思います。こんなに楽しいラグビー部になったのは
 先生のお陰です。3年間ありがとうございました。

 その他、高田高校ラグビー部を支えてくださる方々、本当にありがとうございました。

小島亮平(フルバック)2009年3月卒業生
@楽しかったこと、うれしかったこと 
 まずへらへらてろてろ生きていた自分が変わったきっかけは2個上の吉田先輩と中村先輩の
 お二人の影響が大きいです。

 お二人とも全くプレースタイルは異なりますがストイックであり、
 勝つことをを真剣に考える姿勢には通ずるものがあります。

 自分は中村先輩に教わったことは気持ちの部分が大きいです。
 根性論に近いものでラグビー部に入るまでまで自分が一番嫌いだったものです。     
 吉田先輩には技術を多く教わりましたがむしろ吸収したのは考えや言葉です。
 吉田先輩は自分の人生観を変えてくれたといってもいいでしょう。

 他にも三年間多くの人と関わり、学びました。
 自分は三年間をうまく言葉にできません。
 あえて言うならば偉大な某先生の言葉を借りますが、
 「ラグビーは人間教育である。」ということです。
 ラグビーを通じて出会った人たち、ラグビーを通じて学んだこと、それは何にも代え難いものであり、
 三年間ラグビーに向き合って初めて気付けるものであると思います。

 だからラグビー部に入部したことをとてもよかったと振り返っています。
Aつらかったこと、苦しかったこと
 とある事情で一週間学校にいけなかったこと。
B後輩へのメッセージ
 自分がグラウンドに立てることに感謝しましょう。
 マネージャーはプレーできません感謝しましょう。
 ラグビー部を生徒でなく仲間と言ってくれる先生に感謝しましょう。
 今までの高田を作った先輩に感謝しましょう。
 今まで関わった人に感謝しましょう。
 相手にも感謝しましょう。
 いくら強い選手であっても感謝の気持ちのない人間は選手として未完成です。
 でも一番感謝すべきなのは毎日弁当作ってくれたり、道具、部費、遠征費などの負担、
 ケガの可能性があるラグビーを認め応援をしてくれる両親です。

 感謝しましょう。
 自分は最後の試合に負けて両親にありがとうの一言が恥ずかしくて言えませんでした。
 後悔してます。

 みなさんも言葉にできなくてもいいから最後に心から
 「ありがとう」という気持ちを持てる選手になってください。

Cその他コメント
 真面目過ぎて長文になりました。みんなつっこみたいんじゃないでしょうか。
とにかくみなさんに言いことは人を殴ることだけは絶対にやってはいけないということです。

中村 拓(LO) 2007年3月卒業生
@ラグビーを通じて一番楽しかったこと、嬉しかったこと
 このことを考えたり、思い出したりすると、いつもあの場面が蘇る。
 2年時の県総体、月日は忘れもしない、5月29日の日曜日。場所は糸魚川
 市営陸上競技場である。この1ヶ月前、地区大会で芝南に50点ゲーム
 (こちらは無得点)で負けた。この後bWからLO(5)になった。この1ヶ月間、
 スクラム、ラインアウト、フィットネスを毎日行い、鍛えた。そして当日、今まで
 経験したことのない多くの応援があった。完全な高田のホームでの試合だった。
 先手を長岡にとられる。しかしこちらもスクラム、ラインアウトで圧倒し、勢いを
 盛り返した。5番のロックはバッキングで相手のWTBをタッチにおし出した。
 最後の最後で負けたが、チームが一丸となれた。
 ノーサイド後、花園でないのに多くの人は悔し涙にくれた。
 今思うと、それがチームの充実を示していた。
A一番つらかった思い出、苦しかった思い出
 候補まで行きながら、2度もおちる。己の実力不足のために北信越、県代表
 をともに落選したことである。
B後輩へのメッセージ
 「こうあるべきだ」ではなく、高田のラグビーは「こうすべき」と考えなくては
 ならない。(宿沢広朗氏の記述を一部変更した)
Cその他、何かコメントがありましたら
 「小さき者の可能性」
難波俊介(CTB) 2007年3月卒業生 
@ラグビーを通じて一番楽しかったこと、嬉しかったこと
 
最高の仲間と先生に出会えたコト。
A一番つらかった思い出、苦しかった思い出
 
谷川監督の異動。
B後輩へのメッセージ
 あっという間の3年間を仲間と全力で楽しめ!!
Cその他、何かコメントがありましたら
 様々な形で高田高校を支えて下さっている家族や先生方、OBの皆さんに
 心から感謝しています。
吉田政樹(CTB) 2007年3月卒業生 
@ラグビーを通じて一番楽しかったこと、嬉しかったこと
 練習や試合でできなかったことができるようになること。
A一番つらかった思い出、苦しかった思い出
 
環境の変化。それとフィットネス(笑)
B後輩へのメッセージ
 1人1人が課題意識を持ち、向上心を忘れずに練習に取り組めば
 自ずと良い結果がついてくると思います!!頑張ろう!!
 …勉強してないやつは1日30分、いや、5分でいいから
 ちょっとずつ勉強しておいた方がいいぞ!!笑
Cその他、何かコメントがありましたら
 難波くんに同じです。
佐藤良樹(HO) 2007年3月卒業生
@ラグビーを通じて一番楽しかったこと、嬉しかったこと
 自分自身を高めることができたこと!
 そしてなによりもめちゃめちゃいい仲間に出会うことができたこと!
A一番つらかった思い出、苦しかった思い出
 
けっこういっぱいあって覚えてない。
B後輩へのメッセージ
 
今このメンバーでいる時間を大切にしてください。
 あと、あのラグビーボールに書いてあるメッセージはミスったんで忘れて!!!!
Cその他、何かコメントがありましたら
 みんなまじありがと〜!
小林傑(LO) 2007年3月卒業生
@ラグビーを通じて一番楽しかったこと、嬉しかったこと
 
最高の仲間達と最後まで戦えたこと。(できれば最後はフィールドに立ち、
 プレイヤーとしてみんなと戦いたかった・・・)
A一番つらかった思い出、苦しかった思い出
 
1年、2年時の花園予選。
 先輩達の力になれなかったのがくやしかった!
B後輩へのメッセージ
 
できないことで悩むなら、自分にできることでどうすればその短所を補えるか
 悩んだ方がずっといい。3年間はあっという間です。
 終わってから後悔しないように!!
Cその他、何かコメントがありましたら
 
保護者の方々には様々な面で協力していただき大変感謝しています。
 しかしながら、会場に足を運んでくださる方はいつも決まってしまっています。
 お仕事の関係や、ラグビーは危険なスポーツだから本当はやることに反対している
 など様々な事情があると思います。
 ですが、一度でいいから自分達の息子の勇姿を見てほしいのです。
 ラグビーは生身でぶつかり合うスポーツですので、「人間」としての勝負になります。
 そして自分達の全身全霊をかけた試合というのは非常にすばらしいもので、
 勝っても負けても見る者を感動させます。「人間」としての勝負をたった16〜18歳の、
 しかも自分の子がしている姿を見るのは親としても幸せなのではないでしょうか。
 (生意気言ってすみません)長くなって申し訳ないですが、要するに自分達の子供が
 人間的な成長をしている所をその目で見ていただきたいということです。
 この文章を読んで気が変わり、会場に応援に来てくださる方が増えることを
 心より願っています。

トライ応援メッセージ(新着順・敬称略)

応援メッセージ

   3年生の皆さん、今日はすごく残念で悔しかったけれど、
  最後まで諦めず頑張っていた姿を見せてくれて「ありがとう♪」
   本当に感動しました!!
   そして試合のたびに増える応援団、その応援に応えようとする姿は     
  どのチームより輝いて見えました!!
   ラグビーで得たものは、一生の財産になるはずです。
   この想いを忘れずに,これからの受験勉強など大変だと思いますが、
  体に十分気をつけて頑張ってください。
   下級生のみなさんは、3年生の皆が残してくれた大切な財産
  (ラグビーの面白さと辛さ、悔しさ)を胸に練習を重ねて、
  皆が思っている大きな華を咲かせてください。
  本当にご苦労様でした!!                
                         2006.11.4 保護者会長 小林 修 
   
      荻原悠介(立教大学2年) 2006.11.1着
  2003年度卒業の荻原と申します。
  高田高校ラグビー部の最近の活躍にはほんとに驚かされています。
 そして心の底から嬉しく思います。
  三年生の方々へ
  いよいよ花園予選ですね。毎日の練習や生活は充実しているでしょうか??
  今思えば、私の21年間の人生の中で、高校三年のちょうど今くらいの時期が
 いちばん充実し、輝いていたように思います。三年生はこの時期、部活・勉強の
 双方に力を注がなければならず、精神的にも肉体的にも辛い時期だと思います。
 しかしこの時期を乗り越えることでみなさんは大いに成長できるはずです。
 最高の仲間とともに最高の時間を過ごしてください。
 後悔など残さぬよう、一日一日を大事にしてください。
  一・二年生の方々へ
  三年生のみなさんの練習に対する姿勢、私生活における態度など、
 いいところをたくさんみならってください。そして、自分は一年だからとか二年だからとか
 臆することなく、積極的に練習に参加してください。
 そうすることでもっといいチームになれるはずです。
 
  長くなってしまい大変申し訳ありません。花園予選頑張ってください。
 高田高校ラグビー部が王者になることを期待してやみません。
 
       勝俣諒一(東京大学2年) 2006.9.17着
  2003年度卒業の勝俣です。現在、高田ラグビー部には30人ほどの
 部員がいると聞きました。
 僕が入ったときは、7人でした。引退するまでずっと人数不足で
 未経験者を助っ人として出すなど、
 試合に出るだけで相当苦労したものです。

  現在のようなすばらしい戦績を収めているのは、経緯を知っている
 ものから見ると、にわかには信じがたいことです。
 大会の度に結果を聞くのが楽しみです。ぜひとも花園出場を達成
 してください。

  ひとつ、高田高校でラグビーをすることについて、思うことを述べます。
 「ノブレス・オブリージュ」(Nobles Oblige)という言葉があります。
 貴族は生まれながらに特権を持っていますが、その代わり戦場では
 自身の限界まで戦う責務があるという意味です。
 皆さんには、ラグビーで県ベスト4を達成する肉体のみならず、
 高田高校に入れる頭脳も備わっている特権階級なのですから、
 肉体と頭脳の能力を両方フルに活用する責務があることになります。
 もちろん、ひたすらラグビーに打ち込むという考え方も正解です。
 他の考え方も多数あるでしょう。
 ただ、「勉強することは責務である」という前提に立てば、
 勉強するにもやる気が出るでしょうし、ひたすらラグビーにかけるにしても
 より高い意識で臨めるのではないでしょうか。
 各自がどのように考えるにしろ、「高田高校は進学校である」
 という大きな葛藤を乗り越えて、
 優勝を狙えるまでに実力を蓄えたことは非常に誇れることだと思います。
 これからも努力の余地を残さぬようがんばってください。

    H16.3月卒のOBより (新潟大学3年) 2006.8.25着
 「自分が現役の時は15人で大会に出るので精一杯だったのに今では
 皆さんの努力で新潟県でベスト4に入るような強いチームになっていて
 OBとして誇りに思います。
  なれない練習環境で大変だと思いますが、
 まずはNHK杯でよい結果をしっかり出せるように日々の練習を
 頑張って下さい。応援しています!」
 

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